〜3月31日〜

「ドラマチック・ボクシング」を動画配信

 大阪帝拳ジムは31日、4月から来年3月まで行われる同ジム主催で、読売TVで放送されている「ドラマチック・ボクシング」をネットで無料生放送で配信すると発表しました。ネットでの無料配信はFBS・福岡放送が越本隆志選手(福間スポーツ)やパンサー・柳田選手(福岡帝拳)などの試合を行っています。大阪帝拳ジムでは、今回の無料配信について、ボクシング・ファンの底辺拡大を目的として行うとしており、読売TV側も賛同し、実現することになったもので、第1回目は4月4日。URLはhttp://www.nc-kyo.com/

東日本ボクシング協会が新体制に

 東日本ボクシング協会は31日、平成16年度の新体制を発表しました。輪島功一会長は留任、具志堅用高、渡辺均両氏が副会長に、事務局長には金子健太郎氏が就任しました。

〜3月25日〜

小松の防衛戦決まる

 東洋・太平洋フライ級チャンピオン、小松則幸選手(エディタウンゼント)が6月26日、小嶋武幸選手(横浜さくら)を相手に5度目の防衛戦を行なうことが25日までに内定しました。

〜3月24日〜

イーグルがリングネームを変更

 WBC世界ミニマム級チャンピオン、イーグル・赤倉選手(角海老宝石)が、新たなスポンサー名をリングネームに冠し、6月に予定される初防衛戦から「イーグル・京和」と改名することが明らかになりました。

ジョーンズがHBOの解説者に

 WBC世界ライト・ヘビー級チャンピオン、ロイ・ジョーンズJr.(アメリカ)が、HBOと解説者として契約、4月10日に行われるWBO世界ヘビー級タイトルマッチから解説者としても活動を始めることになりました。

〜3月20日〜

佐竹、ベルリンで再起戦

 東洋・太平洋スーパー・ライト級チャンピオン、佐竹政一選手(明石)の再起戦が4月17日、ドイツのベルリンで行われるWBA世界スーパー・ライト級タイトルマッチのアンダー・カードで行われることが、20日までに明らかになりました。対戦相手は未定ですが、この試合に佐竹選手が勝ち、さらにメインで行われるビビアン・ハリス(アメリカ)対オクタイ・ウルカル(ドイツ)戦で、ウルカルが勝った場合、佐竹選手が7月にもウルカルの初防衛戦で対戦することも内定しました。

〜3月15日〜

ライト、トリニダードと対戦?

 13日、行われた世界スーパー・ウエルター級タイトルマッチで、シェーン・モズリー(アメリカ)をWBA・WBC・IBFの統一チャンピオンとなったロナルド・ライト(アメリカ)の次の試合の相手に、現役復帰が決まったフェリックス・トリニダード(プエルトリコ)が濃厚になりました。ドン・キング・プロモーターが明らかにしたもので、早ければ9月にも実現となりそうです。ただ、WBCはライトに対し、暫定チャンピオンのハビエル・カスティジェホ(スペイン)との対戦を義務付けると発表、27日までに結論を出すように求め、もしこれに従わない場合は、タイトル剥奪を警告しました。

〜3月11日〜

WBA2月度ランキング

 WBAは10日、2月のランキングを発表しました。日本関係では、バンタム級5位に鳥海純選手(ワタナベ)がランクイン、佐藤修選手(協栄)がフェザー級8位にランク、先月までバンタム級1位にランクされていた戸高秀樹選手(緑)は11位にランクダウン、その他の選手は大きな変化はありませんでした。なお、MVPにはヨーサナン・3Kバッテリー(タイ)、準優秀選手にはフリオ・サラテ(メキシコ)が選出されています。

西澤が4月に再起戦

 前東洋・太平洋スーパー・ミドル級チャンピオン、西澤ヨシノリ選手(ヨネクラ)が4月20日、後楽園ホールでフィジー・スーパー・ミドル級チャンピオンのポーラ・トゥイロー(フィジー)を相手に再起戦を行うことが11日までに内定しました。また、東洋・太平洋スーパー・ウエルター級チャンピオン、クレイジー・キム選手(ヨネクラ)の初防衛戦が、同級1位、権赫鎮(韓国)を相手にメインで行われることも決定しました。

タイソン、一転引退を示唆

 10月に中国での試合に同意したと報じられた元世界ヘビー級チャンピオン、マイク・タイソン(アメリカ)が11日、フォックス・ニュースに対し「もう若くない、疲れた」と語り、現役引退の可能性を示唆しました。

〜3月10日〜

ダブル世界タイトル戦正式発表

 協栄ジムは10日、6月4日、東京・有明コロシアムでWBA世界フェザー級タイトルマッチ、クリス・ジョン(インドネシア)対佐藤修選手(協栄)、WBA世界フライ級タイトルマッチ、ロレンソ・パルラ(ベネズエラ)対坂田健史選手(協栄)のダブル世界タイトルマッチを行うと正式に発表しました。

〜3月9日〜

2月のMVPにキム

 東日本ボクシング協会は9日、2月度の月間賞選考委員会を開き、MVPに日本スーパー・ウエルター級チャンピオン、クレイジー・キム選手(ヨネクラ)、殊勲賞に日本スーパー・フェザー級3位、真鍋圭太選手(石川)をそれぞれ選出しました。新鋭賞は、該当者なしでした。

小島、再起戦でOPBFタイトルに挑戦へ

 1月にWBA世界スーパー・フライ級チャンピオン、アレクサンドル・ムニョス(ベネズエラ)に敗れた元東洋・太平洋スーパー・フライ級チャンピオン、小島英次選手(金沢)が5月2日に予定している再起戦で、東洋・太平洋スーパー・フライ級チャンピオン、ワエンペット・チュワタナ(タイ)に挑戦することが8日までに決定しました。小島選手とワエンペットは過去2度グローブを交え、いずれも小島選手が勝っています。

〜3月8日〜

佐藤、坂田が世界挑戦へ

 協栄ジムは8日、6月4日有明コロシアムでWBA世界フェザー級タイトルマッチ、クリス・ジョン(インドネシア)対佐藤修選手(協栄)、WBA世界フライ級タイトルマッチ、ロレンソ・パルラ(ベネズエラ)対坂田健史選手(協栄)のダブル世界タイトルマッチを行うことを明らかにしました。正式発表は10日に行われます。

〜3月7日〜

進退は明言せず

 6日、さいたまスーパーアリーナで行われるトリプル世界タイトルマッチでいずれも判定負けした戸高秀樹選手(緑)、仲里繁選手(沖縄ワールドリング)は7日、都内のホテルで進退について「すぐに結論は出さない。時間をかける」と語り、明言は避けました。ただ、両選手とも、現役続行に意欲とも取れる発言もあり、心が揺れている感じで、結論が出るまでには時間がかかりそうです。また、西岡利晃選手(帝拳)は、記者の前に姿を見せず、進退については、応援HPに時間をかけて考えると表明するにとどまりました。

〜3月5日〜

全選手計量を1回でパス

 6日、さいたまスーパーアリーナで行われるトリプル世界タイトルマッチの計量が5日、東京・後楽園ホールで行われ、出場する6選手すべて1回でパスしました。
*WBA世界バンタム級タイトルマッチ
 戸高 秀樹選手:53.5キロ(118ポンド)
 フリオ・サラテ:53.5キロ(118ポンド)
*WBC世界スーパー・バンタム級タイトルマッチ
 オスカー・ラリオス:55.3キロ(122ポンド)
 仲里 繁選手:55.1キロ(121ポンド1/2)
*WBC世界バンタム級タイトルマッチ
 ウィラポン・ナコンルアンプロモーション:53.5キロ(118ポンド)
 西岡 利晃選手:53.5キロ(118ポンド)

〜3月4日〜

調印式&記者会見

 6日、さいたまスーパーアリーナで行われるトリプル世界タイトルマッチの調印式と記者会見が4日、東京ドーム・ホテルで行われました。
 記者会見では、WBC世界スーパー・バンタム級チャンピオン、オスカー・ラリオス(メキシコ)に挑戦する仲里繁選手(沖縄ワールドリング)が、スペイン語で「お前を殺す」と挑発、これを受けてラリオスが「私はKOする」と切り返す場面もあり、お互いに火花を散らしたようです。4度目の対戦となるウィラポン・ナコンルアンプロモーション(タイ)と西岡利晃選手(帝拳)はお互いに口数は少なく、西岡選手が「すべてはリングの上で」と語ったのに対し、ウィラポンは「西岡はやりにくい相手」と語りました。

試合ルール&オフィシャル

 6日、さいたまスーパーアリーナで行われるトリプル世界タイトルマッチの主な試合ルールとオフィシャルは、以下の通りです。

※試合ルール
*WBA世界バンタム級タイトルマッチ
*WBC世界バンタム級タイトルマッチ、WBC世界スーパー・バンタム級タイトルマッチ

※オフィシャル
*WBA世界バンタム級タイトルマッチ
レフェリー:ルイス・パボン(プエルトリコ)
ジャッジ:ピニット・プラヤドサブ(タイ)、文武弘(韓国)、ウリエル・アギレラ(コロンビア)
スーパー・バイザー:ジョージ・マルチネス(カナダ)

*WBC世界スーパー・バンタム級タイトルマッチ
レフェリー:リッチー・デービス(イギリス)
ジャッジ:デビット・チュン(韓国)、ダルビー・シャーリー(アメリカ)、ヒューバート・ミン(アメリカ)
スーパー・バイザー:エドワード・タンガラジャ(スリランカ)

*WBC世界バンタム級タイトルマッチ
レフェリー:ローレンス・コール(アメリカ)
ジャッジ:マーティン・デンキン(アメリカ)、リチャード・フラハーティ(アメリカ)、ヘラシオ・ペレス(メキシコ)
スーパー・バイザー:メジャー・李(韓国)

〜3月3日〜

全選手異常なし

 6日、さいたまスーパーアリーナで行われるトリプル世界タイトルマッチに出場する6選手の予備検診が3日、東京都内の病院で行われ、全選手異常なしと診断されました。
 各選手の身長とリーチは以下の通りです。
*WBA世界バンタム級タイトルマッチ
 戸高 秀樹選手:身長162.0cm・リーチ164.0cm
 フリオ・サラテ:身長171.3cm・リーチ174.0cm
*WBC世界スーパー・バンタム級タイトルマッチ
 オスカー・ラリオス:身長170.0cm・リーチ176.0cm
 仲里 繁選手:身長164.0cm・リーチ167.0cm
*WBC世界バンタム級タイトルマッチ
 ウィラポン・ナコンルアンプロモーション:身長160.0cm・リーチ165.0cm
 西岡 利晃選手:身長169.3cm・リーチ173.5cm

〜3月2日〜

戸高、仲里が公開練習

 6日、さいたまスーパーアリーナで行われるトリプル世界タイトルマッチに出場するWBA世界バンタム級暫定チャンピオン、戸高秀樹選手(緑)とWBC世界スーパー・バンタム級4位、仲里繁選手(沖縄ワールドリング)が2日、東京・神楽坂の帝拳ジムで公開練習を行いました。
 戸高選手は、左腕を痛めてる影響もあって、2R行ったスパーリングをサウスポー・スタイルで行いました。一方、仲里選手は、羽田に到着した際、大きなマスクをしていたことから体調を不安視する向きもあったものの、スパーリングでは仲里本来の切れあるを連打を披露しました。

〜3月1日〜

ウィラポンが公開練習

 6日、さいたまスーパーアリーナで行われるWBC世界バンタム級タイトルマッチで同級1位、西岡利晃選手(帝拳)の挑戦を受けるチャンピオン、ウィラポン・ナコンルアンプロモーション(タイ)が1日、東京・神楽坂の帝拳ジムで公開練習を行いました。
 帝拳ジム所属の6回戦の選手を相手に5分2Rのスパーリングは、サウスポーの西岡を意識して、右のストレートを何度も見せるなど、公開練習としては異例の激しい内容だったようです。

ムニョスVS石原戦正式発表

 松田ジムは1日、5月16日岐阜メモリアルホールでWBA世界スーパー・フライ級7位、石原英康選手(松田)が、WBA世界同級チャンピオン、アレクサンドル・・ムニョス(ベネズエラ)に挑戦すると正式に発表しました。

大嶋負傷で試合中止

 JBCは1日、8日に後楽園ホールで予定されていた大嶋宏成選手(シャイアン長谷川)対首藤秀樹選手(倉敷守安)の10回戦が、大嶋選手の負傷により中止になったと発表しました。